18歳の女王様~うちらの選んだ道~
「。。。実花」



「ちょっと!!何やってるのよ!!」



私は慌ててハルカに近寄った。



「。。。何してんのよ」



「だって。。。」



ハルカの腕にはいくつもの根性焼きの後が痛々しく。。




「こんなことしないでよぉ。。」




そんなハルカを私は抱きしめた




「実花。。ごめんなさいぃ。。」




「。。。何があったのよぉ、こんなことして」




「だって。。裏切られたんだもん。。」




「誰に?裕ちゃんに。。?」




「うん。。。信じてたのにさぁ」




「話してくれる。。。?」



「うん。。。」



するとさっきよりも落ち着き。。。




「裕ちゃんね。。。本当は奥さんだけじゃなくて、子供居たんだ」




その言葉に一瞬頭が真っ白になった。



「えっ。。嘘。。」




「本当、冗談半分でカマかけてみたら子供が居るって。。言ってた」




「。。。カマかけたの?」



「うん。裕ちゃん寝起きだと嘘つけない人だからさぁ。。」



「何て聞いたの?」



「夜中に非通知で電話して。。『子供は元気??』って聞いたの!もちろん冗談半分だったんだけどね、そしたら『うん奈々はもう寝てるよ』って言ってたんだ」
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