18歳の女王様~うちらの選んだ道~
私はヤスの電話をそのまま切りハルカに電話をかけた。




プルルルルー




お願い!!



出て!!!




裕ちゃんが帰ってこないうちに。。




「実花??」



ハルカが電話に出た。




「ハルカ!!今のうちに逃げて!!」




「えっ!!今??」




「うん裕ちゃんはどこかのトイレに居るみたいだから、今なら逃げれるよ!!」




「えっ、見つかったら怖いよ!」




「早く!!大丈夫!私が迎えに行くから」




「わ、わかった!!」




。。。。バタン





車から降りたような音




「ハルカ??」





ツーツーツー。。




電話が切られた。




ハルカなら絶対大丈夫!!




逃げてくれるはず。。




私は切れた電話を握り締め、ドキドキしていた。。
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