18歳の女王様~うちらの選んだ道~
「。。。。。。ごめん」

私はそれを言うのが精一杯だった。

「何言ってるの?昨日、助けてくれようとしたじゃん。。」

助けようとしたけど。

結局、無理だったじゃん。

「でも。。。」

それを言う前にハルカがしゃべりだした。

「私ね。。。。」

ハルカが何かを決意したかのように。。

重い口を開いた。

「私ね。。。。店長からバックレようと思ってる」

私は唾を飲み込んだ。。

店長からなんて逃げられるはずがない。。。

まして逃げたりなんかしたら。。。。

殺されてもおかしくない。。

「え?冗談でしょ。。。?」

私はもう一度確認した。

「いや、マジだよ!私。。。」
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