恋する背中をつかまえて


「美羽!」


携帯から今にも
飛び出しちゃいそうな声。



周りの物音と、足音。

ざわついてるはずなのに、
桜井さんの声だけ聴こえる。






「今日来てただろ?」






えっ?!


あの視線は
本当にあたしにだったの?



何万人の中から見つけたの?



.

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