星に願いを…
初秋に入ったばかりで陽は高く、Tシャツにジーパンというラフなスタイルの誠でもうっすらと汗が滲む。
「残暑だな」
その暑さに目眩を覚えながら、独り言を呟く。


昔ながらの手動扉を引くとクーラーのひんやりとした冷気に落ち着いて、日差しから逃げる様に店の中に入った。


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