オルゴール
帰り道、あきら美登正義は同じ道で、海と、健太は


違う道。海と健太はここから歩いて、


15分ぐらいの道のりだった。


「健太ってさぁ、6組だよね」最初に話し始めたのは海。


「そうだけど?」


「6組にさー背が高くて、190ぐらいで、茶髪で、
本読んでる子いない?」


健太が悩み始めた。「…あ!‘‘空’’の事!?」


「空?すごい名前」


女の子みたいな名前。「あいつ、


「午前中は学校にいるんだけど、午後になると帰っちゃうんだよねー
なんか、違う学校にいる、彼女がいつもサボろって誘うんだってよ。
断ると、『私死ぬからね』って言って、ホントに自殺しようとしたって、
言ってた。でも、あいつ、めっちゃ面白いし、優しいんだぜ」


へぇ~。そういう人には見えないけど。あの人は。


「何?もしかして空のこと好きなの??なんなら
俺が、キューピットになってあげようか!?」


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