オルゴール
それから海は学校に電話をして


具合が急に悪くなったと


嘘をついて納得させた。


担任が家まで鞄を持って来てくれたから


ばれずに済んだ。


それから20分後――




――ピンポーン


誰だ?こんな時間に…。


玄関のドアを開けると――


「こんばんは。海…さんかしら?」


知らない女の人がいた。


その人は、すんごい美人で、背が高くて


クールな服が似合う人だった。


「あ、母に用ですか?今母は――」


「いえ、あなたに用があって…。
外で話せるかしら」


うち?こんな美人と会ったことあったけ??


そして2人は近くの公園のベンチに座った。


「あの~、あなたは?」

「あっ、ごめんなさい!私、H高の3年、
真央と言います。」


H高!?!?すーごく頭のいい高校で有名な所じゃん!!


お金持ちが通う高校じゃんッ!


でも、なんで海に?
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