LOVER OF LIE〜消セナイ想イ


自分の事を棚に上げてよく言うわ。


「……ごめん。
あたしも同じだ…」



ハルを好きになって


傍に居たいが為に、自分の気持ちを偽って


勝手に勘違いして


勝手に契約を終わりにして……



「あたし…ずっとハルが好きだったんだ…」





「……えっ!?」





あたし達はお互いを偽りすぎてたんだ。


気持ちは


同じだったのに。







「ごめん!!!!」


ハルが思いっきりあたしに頭を下げた。


それはもう土下座をしそうな勢いで。


あれからあたしは、ハルに素直に気持ちを話した。


ハルの失恋を利用した汚い自分。

今も、知られたら嫌われるかもしれないって怯えてた。


それでも


もう偽る事はしたくない。





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