ヲタ恋。





オレは急いで階段を下り、上履きのまま校庭へ走った。






『つばさツ!!』





「え?この声って...龍?!」





「龍!!」




『つばさッ!!』



オレはつばさの元へ猛ダッシュ




グイッ




「キャッ」





え....




「つばさ、オレ、好きなんだよね。つばさのこと。」



佐久間がつばさを抱きしめて言っていた。







ウソ...だろ...




ウソ...だよな..?






「オレ達、繋がったしさ、つばさの事、愛してる。この気持ちは誰にも負けねぇぐらい。」




繋がった?無理矢理だろ?


つばさ助けてって叫んでたよな





「付き合ってください」






告.....白..してる。




まさかな...オッケーするわけねぇよ。




「か..考えさせて...ほしい」




ウソ?



つばさ、佐久間に襲われたんだろ?


キライじゃねぇのかよ。





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