女子高生と恋愛中
数週過ぎたある日
真帆の着替えを届けた時の事
「真帆‥あの‥頼みあるんだ」
「なぁに?」
俺は思い切って言った
「真帆のそのぉ‥下着がほしい」
「ぶは!何言ってん?‥まーちゃんの変態!!」
「ちっ違うよ‥今あの部屋には俺しかいないだろう‥段々俺の臭いが強くなって真帆の匂いがなくなってくのが寂しいんだ‥上手く言えないけど」
「‥なんとなく解るけど‥要は獣の臭いになってきてる訳ね」
「獣!?‥そんなとこかな?」
「私の下着は芳香剤か!!‥解ったわ」
真帆はキャミをよこした
「あの‥下は?」
冷たい視線
四人部屋に患者は二人だったけど、もう一人がトイレに行ってる隙の暴挙!!
真帆は新しいキャミを着てネグリジェを羽織った
「本当に?これも?‥じゃあキスして」
なぜか興奮してる俺は激しいキスをした‥はだけた胸元へ手を伸ばして‥痩せてしまった胸をまさぐる
涙がこみ上げる
唇を外すと
「ほら‥脱がせて‥持ってっていいから」
真帆の涙‥腱の浮き出た足から小さな下着をとると、真帆は小さくうなずき
「私を欲しい?」
凄く欲しかった‥けど
「真帆が元気になったら一杯しよう‥あ!赤ちゃんが寝てからね」
真帆は笑顔でうなずいた‥

帰りの車。溢れる涙で前が見えない。

一人の部屋
無気力から気力を奮い立たせて、部屋を片付ける
真帆は綺麗好きだから‥
その夜はキャミを抱いて寝た‥真帆の匂いに包まれて‥
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