女子高生と恋愛中

亜梨沙

 夕方‥居酒屋
「あれ、まーちゃん!久しぶり‥真帆ちゃんだったね?」
「ご無沙汰ぁ‥」
「お二人さんご案内。なんか嬉しそうだね。結婚するとか‥あはは冗談だよ」
「本当にするよ、な!」
 真帆も頷く
「えー‥本当なの?じゃお祝いだぁ‥まーちゃんも遂に年貢を納めるのかぁ」
 たけちゃん感慨中
「よ!御両人!お久しぶりぃ!真帆ちゃん、相変わらず可愛いねえ」
 みっちゃん登場
「この二人、結婚するんだって」
「何ぃー!そりゃ犯罪だぁー!警察警察ぅー!」
 酔ってる←いつもの事
「犯罪者かい?ひどいなぁ」
「ひど~い!」
「‥すまん。俺の娘と余り年は違わんからさぁ‥なんとなく‥最近彼氏が出来たらしくて、帰りは遅いし‥メールばっかしてるし‥なんか淋しくてさ」
 本音がポロッ‥珍しく家庭の事話してる
「娘さんは幾つてすか?」
と、真帆
「今、十四才、中三だよ」
「一番難しい年頃だね‥私にも覚えがあるわ。意味もなくお母さんに当たったり‥お父さんいないから、その辺りの事は解らないけど‥そうだ!‥私が、話して訳を聞いてあげる」
「真帆?大丈夫なん?」
「私、結構相談とか受けてるし、任せて」
「はぁ、お願いします」
みっちゃん恐縮してる
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