オソロイ
『どうして泣いてるの洋子ちゃん』
『だって…怖いよ…死にたくない…』
『嫌ねぇ…死ぬんじゃないわ…二人で永遠になるの…それなら怖くないでしょ…』
小夜はエプロンのポケットから燐寸を取り出し、一本擦って足元に落とした。
ごう、と辺りが燃える。
『怖い…』
『怖くないよ…ほら…一緒に居れば大丈夫…』
小夜は洋子を抱き締めると、燐寸をもう一本擦って、自らのエプロンに火を付けた。


―――これで二人っきりね…洋子ちゃん。

呟きは炎と共に、虚空へ舞い上がって行った。





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