時空を超えてあなたに。。。~サイドストーリー~
道場~斉藤サイド~
蝉が鳴く声が聞える夏の夕方。







俺は毎日この時間に1人で素振りをする。








誰も来ないこの時間帯を狙って。







「あっ!!わっとっと・・・・」





だけどこの日は誰かが来た。







どうやら磨いた防具を戻しに来たんだろう。







「大丈夫か。」







俺は落ちた面を手渡した。







「えっ!あっすいません。ありがとうございます。」






顔を上げたのは綺麗な顔立ちをした女子だった。








あぁ、隊士たちが騒いでいた女子か・・・。
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