お嬢様は執事とともに
これじゃぁ、ケ―タイでの連絡もできないし、お金もない・・・。


どうしよう・・。


途方に暮れてしまったアタシの上をカラスが



「アーホォーアーホーゥー・・・」


と言って通り過ぎる。


思わず笑ってしまった。
この状況で笑うとかやばいってことは分かるけど、今までだれかがずっと横にいたあたしにとって迷子は初めてだったからどうすればいいかわからなかった。


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