転んだら死神が微笑んだ
あかり「な、なにが?」

ミキ「やっだ〜。ご飯よ、ご飯。どれにするか決めてよ。」

え?ご飯?あ、メニューか。

う〜ん、『気まぐれ』とか『旬の』とかがやたら多い…。

こんな文字だけじゃ、あんまわかんないな〜。

それに、横に書いてある値段がほとんど四ケタだ。

学校の近くにあるファミレスのとこでなびいている旗に書いてある『580円ランチ』なんて、お手軽なものもない。

もしかして、さっき男の子たちがヒソヒソやってたことって、このことだったのかな?

あかり「ミキちゃんたちは、もう決めたの?」

ミキ「うちらはさ〜、よくわかんないから〜。…ほら、ここにたまに写真とか載ってるのあるじゃない?それでいいかな〜と思っちゃってるんだけど、あかりはどうする?」

あかり「へぇ〜…。」

やっぱ、写真載ってるのとか、何が出てくるかわかりやすいもののほうがいいかな〜。

ミキたちがわかんないものが、わたしにもわかるわけないじゃない。

う〜ん…値段的にも、何頼んでいいかわかんないよ。
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