転んだら死神が微笑んだ
店員さんに注文した後、自由な会話が始まった。

はじめのほうは、ミキやかなえが三人を質問攻めにし、ずっと身を乗り出して聞いていた。

わたしは、なんて質問していいかわかんなかったから、ずっとそのやりとりを聞いていた。

二人の真似をして、ほおづえをついてみたり、ニコニコしながら、あいづちをうった。

聞いてる分にも、それはそれでいろいろ三人のことが見えてきて、おもしろかった。

かなえ「そういえば、トシくん。さっきの超キレイな人って誰?」

寿明「俺の一番上の姉貴だよ。今日デートらしくて送ってもらったの。」

かなえ「へぇ〜、きっとモテるんだろうね。」

寿明「俺ん家は、姉貴たちも俺もみんなモテるよ!」

貴志「はは…。」

ミキ「いいな〜!全然イヤミに聞こえな〜い。」

さっきから、ミキの寿明君に対する目はどっか違って見えた。
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