スキンシップ
「あっ!その傷!」

「え?」





腕のところが赤くなっていた。





「私のせいで」

「いいよ!これぐらい!かすり傷だし!」

「よく‥ないよ!」





そう言いながら優しく触れた。





「‥」

「手当てしないと」

「優しいんだな。けど、本当大丈夫だからさ」
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