ファースト ラブ ~女子高校生×ホストクラブ経営者~
――まったく・・・今時の高校生の考える事が分からなくなる年なのか・・・。


女心も得意というわけではない。


女心が分かっていれば小夜子にもっと優しく接していたかもしれない。


いや、小夜子の気持ちはわかっていたが結婚まで踏み切れなかったのだ。


あの時のカイトは紫苑から店を任されて仕事に夢中だった。



――嫌われたかもしれないな。


カイトは失笑して車を発進させた。


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