青い絆
リョウの手から私の手を離した。
「ごめんなさい。美咲に悲しい想いさせたくないから…それに…」
「それに?」
「私、学校辞めて働くの」
「え?なんで?珠紀さんになんかあったのか?」
リョウはママの事を名前で呼ぶ。
ママに会った時に、ママに名前で呼んでって言われたからだ。
「違うよ。ただ私がお金必要になったから働くの」
「どうしたんだ?お金なら父さんに借りてやるから学校辞めんなよ」
リョウの家はお父さんが大きな会社の社長で、簡単に言えばお金持ちの家らしい。
「自分で貯めなくちゃいけないの。リョウには頼りたくないから…」
「俺には…って…?」
「ごめんなさい。美咲に悲しい想いさせたくないから…それに…」
「それに?」
「私、学校辞めて働くの」
「え?なんで?珠紀さんになんかあったのか?」
リョウはママの事を名前で呼ぶ。
ママに会った時に、ママに名前で呼んでって言われたからだ。
「違うよ。ただ私がお金必要になったから働くの」
「どうしたんだ?お金なら父さんに借りてやるから学校辞めんなよ」
リョウの家はお父さんが大きな会社の社長で、簡単に言えばお金持ちの家らしい。
「自分で貯めなくちゃいけないの。リョウには頼りたくないから…」
「俺には…って…?」