愛してるっ
沈黙のまま
あたしは真っ赤な顔を隠すために
下を向いた。

でも沈黙に堪えられなくなり
顔をあげた。


「えっ...」


あなたを見ると顔が真っ赤で
ちょっと嬉しくて。

黙ったまま
あたしに第二ボタンを手に置いてくれた。
< 14 / 20 >

この作品をシェア

pagetop