Leave a prove
直輝は元気が少し戻ったみたいで、

「…よぉし!!来年は絶対に優勝してやるからなぁ!!待ってろよ全国大会!」

と大声で叫んでいた。

そんな直輝をみて俺と友里も笑いあっていたんだ。

でも帰りのバスで俺と直輝は見てしまったんだ……一番後ろの席で声を出さない様に泣いている友里の姿を…。

多分俺や直輝を傷つけないように無理して笑っていたんだ……。


俺も直輝も自分を責めたい気持ちになった。
辛いのは決して俺らだけではない。

マネージャーの友里も俺らと同じぐらい悔しかったのだ…。

でも自分を責めるのは友里の気持ちを裏切ることになってしまう。

だから俺と直輝は今日と言う日を忘れない様に、次第に離れて行く試合会場を目に焼き付けたんだ……。
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