神様ねぇ‥どぅして?
そして私は、こう言った。
『私が選ぶより、慶が選んでプレゼントした方がきっと彼女サンも喜んでくれると思うよ?』
慶「んーそうなんだけど、ここは女でもあるアリスの方がわかってそうだし?」
『それもそうだけど、私の場合だったら慶が一人で買って悩んで悩んで買ったやつの方が私は、いいな!』
慶「んー、そうだな!俺もその方がいいし!」
『でしょ!だったら私は、もう帰るね!』
私は、この時キッパリ帰るって言っていたら良かったんだ。
慶「あー待った、帰んな!最後まで買えるか見ててほしいんだ!」
『別にいいけど。』
帰る時にあんな事が起こるなんて知るよしもしなかった。
数十分後、慶は、袋を手に持ちこっちに来た。
『買えたんだ!』
慶「おぅ!アリス……サンキュ、おら行くぞ///」
そう言った慶は、照れていた。
そこまで照れなくてもいいのに。
『うん。』
私達は、雑貨屋を後にした。帰る時、慶は何も話さなかった。
『ねぇ、何か話す事ないの?』
慶「ッんなもんねーよ」
『つまんなーい』