幸せの笑顔
その日はいつもよりもテンションが高かった

最近はいいことが多くなったせいか

なぜかテンションが上がってた

やけどそれは一瞬の輝きでしかなかった

これからみる暗闇を照らせるほどの輝きではなかったことに

儚く消える輝きだった

その日はだるい授業やったけど

毎日のぞみと電話をしていて

今日は久しぶりに長電話が出来ることにテンションが上がっていた

家に帰りのぞみに電話をしてみる

すると…

でてくれない

約束の時間になってもメールも電話もこなかった

そしてそれから2時間ほどしてから電話がなった

「もしもし…」

俺は泣いていた

裏切られたと思っていたから

辛くて悲しくて泣いていた

だけどこの涙は届かなかった

「今日はもう電話出来ない…」
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