小悪魔†彼氏
・・・しーんとなってしまう。
私は目を瞑っていた。
彼の悲しそうな顔を・・・見たくな・・・
「クスクス・・・可愛いんだから」
!!!!
わ・・・笑ってる!?
私は驚いて目を開けた。
「な・・・なん・・・」
「それって、嫉妬?」
「んなっ!!!」
嫉妬って・・・私が!?
体温がどんどん上がる。
顔も赤くなる・・・。
「大丈夫だよ、麗奈が・・・一番だから」
「そう・・・じゃなくてッ!!・・・・」
私は無意識に橘君に抱きついていた。
「れ・・・・」
「は・・・初めてがよかったのに・・・・」
「え・・・?」
「橘君の初めての彼女がよかったのにぃ・・・・」