学園恋愛ネット掲示板【キューピッド】〜女子校のススメ〜
プシュー
電車のドアが開く。
「凌、ノート買うならその子についていってもらいなよ。私、帰るから」
「え??」
プシュー
ドアが閉まる前に飛び出した。
凌は目を丸くして外を見ていた。
後でメールしなきゃ。
もう会わない。
もうメールしないって。
なんて返ってくるかな?
別に私がメールしなくても凌ならいっぱい友達いるもん。
だからなんとも思わないよね。
「はぁ〜」
なんでこんなに落ち込んでんだろ。
イライラしたり、落ち込んだり、私こんなに感情出すタイプだったっけ?
「こんな私……嫌だな」
電車を待つ間、ベンチに座って待った。