先生が好き
幸せ?≪小百合≫
それは、その時まで。耐えきれなかった。自分の感情が大きくなればなるほど、康介とすれ違うたびどうしても言いたかった。
『先生、私・・・先生のことが好きです』一旦康介の動きが止まり険しい顔したのをしっかり見てしまった。

『本当なのか?嘘だろ・・・?』
驚きは隠せないみたい。でも溢れだした感情はもとに戻せない
『嘘じゃありません。私ずっと先生を見てたんですよ』
『マジかよ。あり得ないし。俺の何処がいいわけ?』
『何処って・・・先生自体に惚れているんですよ?だから全てです。』
ベターって心では思いながら言ってしまった。
康介は戸惑いならが
『俺はまだ教師という立場だろ?だから今付き合うとかは出来ない。でも、小百合はこれから沢山の人と出会っていくと思いし社会のことを沢山知っていくと思う。その中で必ず小百合のことを大切にしてくれる人が現れるし小百合が生涯一緒にいたいって思う人が現れるから。それでも6年後俺のこと覚えてたら返事きちんとするから。それまでは頑張って中高卒業しなさい、まだ1年なんだから。焦り過ぎるなょ・・・嬉しいかったよ、ありがとう』

フラられた時は泣きたかったけどなんか嬉しいかった。この時心に決めたんだ。絶体康介を忘れない。って!
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