廃陸の旅団

海竜

翌朝テッドの料理した朝食を食べる四人。

「いつまでも悔やんでいても仕方がない。次の機会に備えこれからブルー・スフィアを取りに向かう。」

「海竜の住むスティーレス海穴かぁ……気が重いなぁ。」

珍しくマールがそう呟くのも無理はない。

これから相手にするかもしれない海竜は、過去数え切れぬほどの豪傑達を始末した怪物なのだから。

「不安ならテッドと残ってたら良いだろ。なぁリリー?」

「えっ!?……外の怪物に内のモンスターか。。。」

「り、リリー以外と毒舌だよね。」





そんなこんなで内のモンスターの方が怖いので、一行はスティーレス海穴を目指すことにした。

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