狐面の主人




「さぁてな…。
その内、どういう事かが分かるだろう。」


わざとおどけてみせる。

だが五穂には、それ以上追求してはならないような気がした。




ガタン…


妙な音が鳴った。

何事かと、辺りを見回していると、炎尾がゆっくり立ち上がった。





「五穂、立て。
屋敷に着いたようだ。」





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