【短編集】時空郵便
七通目:奔走の末路

人はそれを運命の分かれ道と例えたり、分岐点と呼んだり、時に望み、時に絶望する。

自分の出した答えが他人の命をも左右したとして後悔しない人間などいるだろうか?

そして絶望の中でおとぎ話の様な時空間すら越えてしまう手紙の存在を知ったとして、あなたなら信じることができるだろうか?



彼は時空郵便配達人である私の存在を知る唯一の人間。




























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