お兄ちゃんは悪魔サマ
*エネルギー*
「……んっ」
お兄ちゃんのエネルギー補給中。
今日はベッドにうつ伏せになるように言われた。
昨日と同じで目は瞑ったまま……
お兄ちゃんは腰から背中にキスしてる。
1回ずつ丁寧に……
不意に私のキャミソールをめくって、背筋を舌で舐め始めた。
「ひゃっ……」
くすぐったいのに、それだけじゃない……
昨日もそうだった。
私の知らない自分が引き出されてく感じ……
「唯は可愛いな」
「何言ってんのよっ!」
「止まらなくなりそうだ……」
そう言って耳元で囁かれる。
全身が性感帯になってるんじゃないかと思うほど敏感になってる私は、それだけで体が甘く疼く……
「だめ……っ!」
これが毎日続いたら、私どうなっちゃうんだろ……
「もう終わろう」
突然お兄ちゃんは私から離れて行ってしまった。
「お兄ちゃん……?」
少し覗き込んだお兄ちゃんは顔が赤くなってた。
お兄ちゃん、照れてる?
何か可愛い……かも。