遊女と経営者の恋愛事情

「………………」


龍也さんの部屋に入ると暫く龍也さんは私を上から下まで見つめる。


「…へ、変かな?」


「…いや……変じゃねぇけど…」


「……これでいいかな?お客様の前に出られるかな?」


「…髪が…いまいちだな。そこに座れ」


私は言われた通りに椅子へ座ると
龍也さんを目で追う。
クローゼットからヘアーアイロンを取り出して私の後ろへ立つと髪を触り始める。


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