遊女と経営者の恋愛事情
その姿を見て驚いて声にならなかった。
だって……私じゃないみたいだから…。
私、こんな顔してたっけ…?
華やかなドレスと髪型のせいだよね。
「…雰囲気変わったな」
私の後ろに立って鏡越しに見つめる。
私は振り返り龍也さんを見つめた。
「…私、巻髪似合うんだね。自分でもびっくりしてるよ」
「…今のお前だから似合うんじゃね?前のお前なら、間違いなく似合ってねぇよ」
そう言うと煙草に火を付けて吸い始める。
今の私だから似合う…?