遊女と経営者の恋愛事情

前の宿では殆ど私がお客様の上へと跨がっていたけど…。
ここでは…逆になってる。


どう見ても…お客様が女の子を抱いている様にしか見えない。
奉仕と言うより……普通のセックス…?


「だから言っただろ。あんたが苦手な奉仕の仕方だと」


「……に、苦手じゃないです……するのもされるのも…同じ事です」


「本気でそう思ってんのか?俺には、そうには見えないけどな」


私の感情を見抜いた様な言葉。
何もかもを見透かした様な視線。


その視線は決して山勘で言っているのではなくて…。
何かを悟るかの様な視線だった。


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