遊女と経営者の恋愛事情
「……足、見せてみろ」
龍也さんは手に救急箱を持っていて
コトッと小さく音を立てて机へと置く。
足……そう言えば靴擦れしてたっけ。
そんな事、すっかり忘れてた。
「じ、自分でやるから大丈夫です…」
「…うるさい」
私の前まで来ると、膝を付いてしゃがみ
私の足首を掴むと傷口が見えやすい高さまで、無理矢理グイッと足を上げる。
「……ちょっ、ちょっとっ////」
私は咄嗟にスカートを押さえた。
ただでさえ膝上丈で短めのスカートなのに、下着が見えちゃうじゃないっ。
「安心しろ。見ても何とも思わねぇから」
明らかに見えてるよね?!
なのに躊躇する事なく傷口を消毒してる。