死神少女
授業が終わると無理やり雪子ちゃんにトイレに連行された。


「なに?」


「愛生を変身させてあげる」


「結構です」


「ふふ♪まあまあ、遠慮なさらずに!」


まずは髪の毛~♪とコテを取り出した雪子ちゃんに諦めて溜め息をついた。


髪の毛を巻き終えると、優しい色合いでメイクを施し始める。


鏡の中のあたしはいつもはそのままの黒いロングヘヤーからふんわり緩く巻かれていて少しつり目がちの目もピンクのアイシャドーによって優しく見えた。



「完成☆」

ふはー♪満足です!と言う顔をする雪子ちゃんもすでにバッチリメイクだ。


「さあ!行こ♪行こ♪」


腕を絡ませてスキップする雪子ちゃんに苦笑いしながらあたし達は待ち合わせの場所へ急いだ。


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