死神少女
「そう。ならいいけど」


カップから口を離して雪子ちゃんに微笑んだ瞬間、雪子ちゃんの頭上に浮かぶ光の玉が目に入った。

もう大分消えかかっている。


焦って、なるべき雪子ちゃんと行動を共にしているんだけどー…

不安が消えない。
怖い。
雪子ちゃんがいない生活が怖い。
考えられない。


ふぅ…と溜め息をついた。

どうしたら…

運命を変えられる?

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