初彼 -ハツカレ-
いつもなら
『しゃんとしろあたしの顔!!』
とか思っちゃうけど、
今はいいよ。
思う存分顔が緩んでも…。
だって本当に嬉しいから…。
「へぇ会うんだ」
「飛希は??」
「あたしはまだ。
まだ忙しいんだっていろいろ」
「だよねぇ…」
「いいじゃん2人とも、
付き合ってんだから」
はぁ…とあたしと飛希の間で
ため息をしたのは……
「「彩貴…;;」」
ってか何してんの檜野くんは!!
檜野くんをキッと睨むと、
檜野くんは気付いたみたいで
こっちを向くとすぐに逸らした。
その態度に少々イラッときた。
「さっき逸らしたのは小泉のせい」
「何で木積くん…。」
「その顔見ろよ、すげー恐い。」
木積くんに対しても
少しイラッとした声になっちゃったけど、
木積くんはそんな事気にせづに
普通に言った。
「でもあの態度はあからさまだな(笑)」
「笑い事じゃないよ」
「小泉なんか言った?」
「早く自分から言ったらって」
「そんなんだったら『いつか―…』
って逃げるぞアイツ」
「じゃぁここは木積くんがガツンと!!」
「めんどくさい」
「木積くん…;;」