暖かいふとん【完結】
職場から駅までの暗い細い道を、

二人でたわいもない話をしながら歩いた。

やがて駅に着いた。

次の電車の時間を調べようと電光表示板を見て、

ちあきは気づいた。



「あーーーーーー!!!!
うそぉぉ……………
ダイヤ改正してるじゃない………………」


「ど、どうしたんですか?」


「終電のがしたのよぅぅ」


「えぇええぇ?」


ちあきは本気で焦った。




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