最後の恋。
ライトの下で唄うアイツは、何故か普段より格好良くて。 本当の王子様に見えたんだ。 収録終了。 ピンマイクを外し、足早に楽屋に帰るアイツを、挨拶もそこそこに追い掛けた。 「ねぇ、今井君!」声をかけると、さっきまでの元気は無く、病人の顔。 「あっ、西野さん お疲れ様です。」 その瞬間、私に倒れ込んできた。
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