そら-極道ですが何か!?-


角を曲がると、洸に会った。

「若、ど-したんすか!?
顔真っ赤ですよ?」

そう言われ、更に耳まで赤くなる奏真。

「…若?」

「……最近…慧斗に逢うと…なんか、ドキドキする…笑った顔みると、可愛いなって…思って…」

洸は目を見開き、優しく微笑んだ。

「…やっと、恋ができたんですね」

「…?」

「若とお嬢は、恋をする前に一緒になりましたから。
…順番は少し違うけれど、恋をしてお互いを見つめあうのがィィのかもしれないですね…」

「…そう、だな」

「…ええ…
若いんですから、悩まないとね」

「老師か!?」

「あと、三百年もすればね」
洸と奏真は和んでいた。



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