思い出に変わる時・・・・
結局、男は…演技でも涙を見せるようなブリブリ女が好きなんだ 。



裏でどんな事言ってるかも知らないで・・・・。



私には絶対できない!!!



髪の毛が長くて、喋る時にいちいち髪を触って…



大嫌いなタイプ=3



『も~勝手にやってくれ!!!』



私は我慢のしすぎで頭がパンクしそうで…どうにでもなれ!



そう思っていた。



休み時間…誰にも会いたくなくて体育館の裏に行った。



授業のチャイムが鳴る。



授業なんてどうでもいいや…



「…?」



先輩の藤井がやってきた。



「ここで何してんの?」



「…授業に出たくなくてサボり…」



「隣り座っていい?」


「うん…」



「先輩は何してんの?」



「同じくサボり…」



「藤田と喧嘩したの?」



「…。」



「大騒ぎみたいだね~」



「私は騒いだ覚えはないんですけどね…」



「何故か、毎回騒ぎになります。。。」



「お前ら目立つからね~」



「で…幸せ?」



「はぁ~~~?!」



「…幸せなんですかね~好きな人と仲良く普通に付き合うのが、こんなに難しいとは思いませんでした。」



「俺もお前の事好きなんだけど~」



「はぁ?!」



「知らなかった?」



『最近訳の分からない告白をよく受ける…』


「全く知りませんでした…」



「俺も幸せになりたいなぁ~♪」



「はははっ…」



私は、とにかく笑ってごまかした。

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