In My Dream
私が望んでいたはずのあなただった……

それが分かった瞬間、世界中の時計が止められた感覚だった。

恐かった。足が震えた。
泣き出してしまいそうになった。
突然すぎて、どうしていいか分からなくて歩いてきた道を戻ろうと思った。
そのとき、あなたはわたしの方をみて


『ゆい…か……?』

と、私の名前をよんだ。
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