俺様王子☆年下カレシ
ドキン


鼓動が早くなる


一歩は私の方に体ごと向くと、私の手を両手で優しく握る


「自分に揺るぎない自信をつけるためにも…鈴がオレのもんだって、実感が欲しいんだ


だから…来月のプレゼントは、鈴がいい」


真剣な目…今度は、嘘じゃないんだ


他の学校に行ってしまう…


突然のことに、頭がうまくまとまらない


一歩とそういうことになるってコトより、離れたくない寂しさが襲ってきた


私たちしかいないブースは、静けさに包まれた
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