Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜
着替え終わって、楽屋
「――― ねぇねぇ!
マジで今日は帰りぃ
みんなで打ち上げ行っとかなぁい?」
「打ち上げとな」
「そうそう!
身内だけだけど、来てくれてたからぁ
この前あたしたち行かなかったしさ」
「そうだね…
そのほうがいいもしれない」
「ヒカルちゃん!イケメンいる〜?!」
「またユリは〜〜」
「あはははは!」
「ん〜武藤くんとはタイプ違うけどぉ
知り合いのギターのコ、結構いいよぉ」
「え〜!見てみたいかも〜!!」
「ユリ、チュチュありがと!
あ、でも汗いっぱいかいたしぃ
クリーニング出してから返すぅ」
「ううん〜!
気にしないでいいよ〜」
「…ヒカル ―――」
マキちゃんがヒカルに
何か、声をかけようとした時
部屋の白い電話が、それを割って鳴った