キスに恋して…最終章
「はい…」


「あ…俺…」


「うん…」


「話あるのか?」


「今更?あの時話あるって言ったのに、どうして出て行っちゃったの?」


「ごめん…」


「ごめんじゃないよ!私がどんな気持ちだったか知らないくせに!」


「ごめん…話、ちゃんと聞くから…さ…」


「もういいよ!良平のバカ!今日、私誕生日だったのに、寂しくて部屋で1人でお酒たくさん飲んで、気持ち良く眠りについたのに、夢の中にまで良平が出てくるなんて…どうせ私の気持ちなんてわかってないくせに!」


「楓?何を言ってんだ?」






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