キスに恋して…最終章

会わないんですから…

今日の先生は楓の恋を壊したのは自分のせいだと思い、誕生日に1人で寂しく過ごしてるのではないかと心配しながら何度も電話をかけようとしていた


病院内では普通に接してくれる楓の気持ちを考えると、内心、俺に怒ってるんだろうな…と余計思わずにはいられない


携帯のディスプレイに楓の名前を表示させるが次に進めない


もう…誕生日が終わってしまう


メールしようか…


もし、あの彼といたら?


余計なメールをしてまた二人の喧嘩の種になってしまう…


俺からはしない方がいいんだよな


アイツの好きなのは彼なんだから


俺は充電器を携帯に挿し込み、寝ることにした






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