キスに恋して…最終章
朝、公園の前に直哉の姿が見えると、私は緊張してるのか急にドキドキし始めた


「おは…よう…」


「おう!行くぞ」


私は直哉の後ろからついて行きながら、鞄からチョコレートを取り出した


タタッと隣に行った私は直哉に声をかけた


「直哉、はい…チョコレート」


朝一だもん


チョコレート…直哉にあげたのは私が一番だと、それが当たり前だと信じて疑わなかった


「おう!サンキュー!」


直哉はそう言って私からのチョコレートを鞄に入れた


その時に…何かがチラッと見えた





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