キスに恋して…最終章
何日か経ち、仕事帰りに良平と食事をする約束をしていた私は、公園で待ち合わせ


良平の車に乗り、レストランへ向かった


注文をした後、直哉から来た手紙を良平に渡す


特に何も気になってる様子はない


それどころか意外なことを言い出した


「藤村んとこ行く時、何か買って行くか?」


私に手紙を返しながらそう言う


「え?何を?お菓子?お土産?」


私は手紙をバックに入れながら聞いてみた


「アイツの趣味とか俺知らねえしな…食べ物の嗜好とかもわかんねえから、お前に任せる」





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