キスに恋して…最終章
「うちの食卓テーブルの椅子は4つ…でも、人は5人…1人余るんです…うちには余分な椅子はなくて…それを見たら急に私が邪魔者なんじゃないかって思い始めてしまって、親に、夕飯、約束してたの忘れてたって言って、気付いたら先生に電話してたんです」


「邪魔者なんかじゃないよ…」


「先生?」


「この世に生まれて、邪魔者なんかいないよ。誰でも、誰かの為に生きてるんだ!誰かを必要として、必要とされて…いらない命なんてないし、ましてや邪魔者なんて、そんなことあるはずがないよ」


「ありがとうございます…」


「椅子が足りなかったら足せばいい!お皿だって箸だって…人数に応じて足していけばいいんだからな!」


「はい…」


なんとなく良い話をしていたのにコンビニが見えてきた




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