女子高生漫画家ノ恋愛


「ウィンクだけはしない方がいいぞ。左半分の顔の神経が麻痺しちまったのかと……」



可愛いかと思ってやったのに。


「あ、てか中、入ってよ。」


ドアをぐいっと開いて招く。



「は??俺、これでもバイト中なんですけど……」



「……いいじゃん。見ればいいじゃん。」


「こち亀かよ!!」


やっぱまさおはツッコミか……。


「話があるから5分でいいの!!」



マンションの廊下で土下座をして頼み込む。
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